AUTOSAR
- 2016年 キャリア入社
- SHIN YAMAMOTO
- 7355664000を驚かす人たちインタビュー22
AUTOSARを広める仕事
AUTOSARとはこれからソフトウェア開発がこれまで以上に多くなっていくことが予想される中、開発にかける時間を短くしたりソフトウェアの一部を使い回したりすることで、開発に必要なコストや期間を短くしていこう、という考え方を基にソフトウェアの構造を規定した仕様になります。
現在このAUTOSARに関する知識を、AUTOSAR対応ツールベンダーであるベクタージャパンに出向して勉強させていただいております。ベクタージャパンの顧客サポートという形で、AUTOSARとそれを活用するためのツールの知識を様々な企業様に教える、ということを主な仕事としてやっています。
とてもやりがいを感じる仕事
AUTOSAR自体が難易度が高かったり、活用するためのAUTOSAR対応ツールを扱える技術者が日本に少ない中、お客様へ知識を伝えることや、トラブルシューティングをした際にお礼を言われたときなど、とてもやりがいを感じる仕事です。また、AUTOSARを扱っていく中では「これからの技術」を学ぶ機会がたくさんあり、それが私としては仕事に対するモチベーションになってます。
また私たちがAUTOSAR事業を推進していく上で取得を目指すCEP(Vector Certified Embedded Professionals)という認証については、まだ日本では全然知られていなくて、とても難易度が高いものになります。私もいずれ取得するために、すでに取得をされた先輩を目標に、日々の業務での知識の蓄積であったり、英語のスキルを磨きながらAUTOSARの勉強をしています。
今の私には、出向先で得た知見を持ち帰って自分の中にしっかりと落とし込み、より若手の層に対して自分が獲得したAUTOSARの知見を伝承していくという役割が求められていると感じています。
私の所属しているAUTOSAR事業部としても「今期の活動」を決めており、これから優秀なAUTOSAR人員を確保するために、アテックにどのような仕組みを作るべきか、AUTOSARに携わる人員の知識レベルなどの基準を作ることなどを行っています。
多くの企業に知ってもらう
今はアテックの中でもAUTOSARを扱った業務に携われるだけの知見を持った人員が極端に少ないので、その人材をここからの1、2年で大幅に増やしていかないといけないと思っています。今、自分が得ている知見を持ち帰って、どのように会社に伝えていくか、これからの課題だと考えています。
一方で、AUTOSAR自体は現在広く知られているものではありますが、アテックとしてAUTOSAR事業を行っていることを知ってる会社はまだあまりありません。そういう面では、一人でも多くCEP認証を取得し、それをアピールしてブランディングしていくことで、アテック=AUTOSARという知名度をどんどん上げていきたいと感じています。