AUTOSAR
- 2007年 新卒入社
- YUUJI MIYAKE
- 7355664000を驚かす人たちインタビュー05
会社に取り入れる
数年前から今後の車載ECUソフトウェア開発においてAUTOSARへの対応が必要になってくるという話が社内であがり、本格的にこの分野に参入し始めたのは2019年の1月になってからです。
世界トップクラスのシェアを誇る欧州のAUTOSAR BSW(Basic Software)ベンダーであるVectorInformatik社から、CEP(Vector Certified Embedded Professionals)の認証を国内で初めて取得し、VectorグループのエンジニアリングパートナーとしてアテックAUTOSAR事業を推進しています。
いち早くサービスとして展開できる
AUTOSAR対応を行われるお客様に向け、
・BSWの導入から検証までをワンストップで提供してお客様の開発効率向上
・社内にAUTOSARを根付かせたいお客様に対しての社内教育カリキュラム構築やノウハウ蓄積支援
・これからAUTOSARベースでの仕様書作成を始めるOEM様への技術支援とそれに伴う先行開発領域への参入
等、様々な形でエンジニアリングサービスを提供していきたいと思っています。
AUTOSARの仕様も進化しており、これからの車に必要となる新しい技術がどんどん標準化されています。その技術にいち早く触れることができ、社内に浸透していくことでアテックとしていち早くエンジニアリングサービスを提供することが出来る体制を整えていき、どんどん事業を拡大していくことが自分にとってのやりがいだと感じています。
認証取得で結果を出す
まずCEPの認証取得に向けたプログラムでは、技術的な課題をクリアすることは勿論ですが、英語に苦労しました。認定の最終試験で現地のエンジニアに対し英語で自分の考えを説明する必要があり、これまで仕事で英会話の機会等全く無かったため何よりも難しい問題でした。
ただ、AUTOSAR事業を推進するにあたり、この事業にかける社長の熱意を感じるとともに、我々も社長の熱意に負けないように頑張ろうと思えたことや、認定プログラムの期間中、会社や周りのメンバーのサポートに助けられたおかげで集中して取り組むことができことで、AUTOSAR事業の推進リーダーとしてしっかり結果を出すことができました。
それが私たちの役割
AUTOSAR事業部を立ち上げた以上は、アテックにとってこの事業を花形事業にしていきたいという思いでやっています。
プレッシャーというわけではありませんが、その想いをやりがいとして現在色々なことに取り組めていると思っています。
私たちアテックの事業内容はお客様の開発案件に対するアウトソーシングがメインで、その中でお客様からのご依頼に対し高い品質のアウトプットを提供するために日々取り組んでいます。ですがAUTOSARのような先行開発/先進技術分野に会社として参入していくことはこれまで取り組んでこれていなかったと考えています。そういった意味では、私たちAUTOSAR事業部は今後の先行開発領域・先進技術領域に参入していくきっかけになっていると思っています。
AUTOSAR事業と名が付いている通り、当然、AUTOSARに関わる事業を行っていきますが、将来的にはどんどん新しい技術領域に、先陣を切って参入していくことが私たちの役割だと認識しています。