機械設計
- キャリア入社 14年目
- MASAHIRO MATSUMOTO
仕事がしたくて。
前職では構造解析のソフトウェアを販売する会社で、技術サポート、営業サポートをしていました。前職も面白かったのですが、販売したソフトでの受託解析までが業務範囲で、実際に解析した「商品」に触れることができる業務をしたいという想いが強く、アテックに転職をしました。「自動車メーカーでの開発部門の仕事がある」というのがアテックに入った決め手です。以来ずっと同じ自動車メーカーで、主に車両のボディー構造のコンセプトを決める設計の中で構造解析を担当しています。自動車がブレーキをかけてコーナーを曲がっていくとき、車体がどんな挙動、変形をするのか、実際に走っているシーンをイメージして解析、「モノづくり」をする、自分はドライブが好きなので、『解析』で現象を突き詰めていく作業が、やっていて面白い部分なんです。
プロとしてやっていけるかどうかの違い。
失敗することはたくさんありました。決められた期間の中で「答え」を出さないといけない時に、ギリギリになっても上手くいかないなど、トラブルもたくさんありますが、「最後まであきらめずにやると案外何とかなる」と思ってます。やっている最中ではそうは思えず、途中で投げ出したくなったり、ヤル気を無くしてしまいがちですが、最後まで諦めずにやると、必ず何かしらの結果が出ます。そしてそれができるかできないかが、プロとしてやっていけるかの大きな違いになってくると思います。
昔から先輩との交流は仕事以外でも多く、飲みに行ったりとかは非常に多かったです。なので自分も下の子たちに対して接点を持てるようにコミュニケーションの場を設けることはよくあります。私が酒好きなので、ほとんどが飲みになってしまいますが、みんなで盛り上がるのが好きなので、そういうスタイルでの付き合い方をさせてもらってます。仕事の面で言えば業種的に自分の管轄のメンバーが全員同じ部署にいる訳ではないので、なるべくメールなどでもコミュニケーションをするようには心掛けて、呼ばれれば、夜でも何でも会いに行くこともしますし、なるべく「声の掛けられやすい先輩」を目指しています。
アテックの社風は簡単に言えば「アットホーム」。実際に14年前入社した当時から、役員や社長と社員の距離はとても近いんです。会社全体がファミリーとして、色々な問題に対して取り組もうとする姿勢があるので、働いていて安心できます。
とはいえ、まだまだこの業界ではうちの会社は規模も小さいですし、若い子たちも会社の中で、不平不満や心配事、悩み事もあるんだろうと思います。どこの企業でも社員の方々は同じような問題を抱えてらっしゃると思いますが、私自身も今までそういう経験をしながらここまでやってきました。
今は年齢と供にある程度役職も重ねてきましたので、これまで会社がしてくれたように、今後は私が若い社員のそういった不安や悩み事を親身になって聞き、将来について一緒に考えていきたいと考えてます。考えが甘かったり学生気分が抜けない社員には厳しく指導しますが(笑)